QC検定1級のデメリット
どうもこんにちは! MEiです。
前回はQC検定1級を合格してのメリットを紹介させていただきした。
今回はQC検定1級の受験/合格のデメリットを紹介したいと思います。
・受験料/参考書代が高いわりにいまいち。
QC検定を受けた方がほとんど思っていることではないでしょうか?
特に級が上がるにつれて、いまいち感が増してきます。
1級に限った話でいえば、これ1冊をやっておけばよいというテキストは,はっきり言ってありません。
QC検定一級は出題範囲が広く、とても一冊では網羅できません。
そしてテキストの種類が少ないわりには、解説が不十分なものが多いです。
なぜこの式を使用する?
なぜこのような計算結果となる?
詳細な説明が欲しいのに結構省かれています。ある程度の知識がないと読み解けないような仕様となっているものが多いです。
そして、価格が高い。
でも種類が少ないので、これに頼るしかないんですね~。
後日、QC検定1級の勉強法の解説などをしていきたいと思います。
そして受験料
1級:9900円 1級・2級併願:13860円
2級:5500円 2級・3級併願:8910円
3級:4400円 3級・4級併願:6930円
4級:3300円
という設定になっています。
特に1級は、論述試験があるせいか非常に高い設定となっています。
これは、気軽に受けれない金額ですよね。
受けるからには、合格しないと、諭吉さんが飛んでいきます。
・QC検定1級合格 ≠ 成果
QC検定1級を合格したからといって、すぐに即戦力となり成果を積み上げれるといったものではありません。
あくまで資格は資格です。
私もQC検定1級を合格した当初は、少し勘違いしている節がありまして、自分の組み立てる評価条件が一番よいとタカをくくって大失敗したこともありました。
また、工程監査などでいろいろ抜けがあり、大恥をかいたこともありました。(汗)
成果には、まず実務経験が重要だと思います。
実務経験がないとうわべだけの知識になってしまい、いざ何かをやろうとしても何をしたらいいかわからず混乱してしまいます。
確かに即成果を上げれることにはつながりませんが、成果を上げるためのベースがととのいます。同じ経験もしても、深く身になっていると感じるし、何より自分に自信が持ててどんなことでも積極的にかかわることができます。
・たまにひがみが聞こえてくる。
QC検定とっても意味ないよね。
資格マニアか?
こんなもの勉強すれば誰でも取れる。
そんなものとったって仕事がうまくいくわけではないし。
成果出るわけではないし。
QC検定1級をとってから、少しではありますが、聞こえてきます。
気にしないほうがいいと思いつつ、やっぱり気にしてしまいますよね。
でも、こればっかりは、しょうがないと思ってわりきることが必要です。
仕事で成果を出せばいいのです。
ただ一つ、注意点があります。
ひがみが耳に入ったからと言って決して感情的になってはいけません。
たいてい火に油を注ぐような結果となり、お互いに不幸になってしまいます。
「そうですねー、まあいつか役に立ったらいいなと思って」
ぜひぜひ気楽に考えてください。
QC検定あれば越したことはないが、なくても別にいいや的な軽い気持ちで考えてください。
ひがみの言う人だって大事な同僚です。仲間です。
そう思いましょう。
特に自分の意志で否定的な意見を言う人っていう人は意外に少なく、話の流れでついでちゃった場合も多いです。決して本心で思っているわけではないこともあります。
QC検定に否定的な意見を言う人も、あとでQC検定に合格するコツなんかを聞きに来る人だっています。
仕事で成果を出して見返してあげましょう。
・過剰に期待されてプレッシャーになる。
今度は逆に、QC検定1級、本当にすげーという人たちも困った感があります。
なんでもできるスーパーマンだと思われてしまうこともあります。
でもできないことだってあります。
QC検定の勉強で培った知識も、実務を伴わなかったり、忘れたりすることもあって、実戦ですぐに使えるものとは限りません。
相談すると
「そんなのいちいち気にしないで自分のペースでやればいいんだよ!」
ってアドバイスされることもありますが、
ただ、たいていは何とか期待に答えたいと思い、頑張ってしまい、結構疲れてしまいます。
疲れるだけならいいのですが、ストレスで体を壊してしまうことだってあります。
人の期待に応えられないのが怖いとか期待を裏切ってしまったらどうしよう・・
って考えること自体、判断の基準が相手にあるんですよね。
判断が相手にあるから自分では頑張ったつもりでも否定されるかもしれないといった不安がどうしても消えないです。
そんなプレッシャーに押しつぶされないためにも自分自身の軸というものをしっかりと持っていることが大切です。
そのために必要なのが自分自身の目標を明確にすることだと思います 。
昨日より1つでも多くできたり、出来なかったことを減らせたらそれでOK。
ありていですが、毎日コツコツと小さな目標をたてて一歩ずつ踏み出していきましょう。
同じ失敗でも出来たか出来なかったかだけで判断するのではなく、
以前よりも少しだけよかったとかそんな判断でOKです。
0か100かで全て判断していると潰れてしまいますよ。
そんな感じで自分自身で判断するクセをつけると
自分の中で軸のようなものが出来上がってくるので人に何を言われてもあまり気にならなくなってきますよ
自分自身の明確な基準を持つことでプレッシャーも自然と気にならなくなりますよ。
・合格までの道のりが険しい。時間がかかる。
正直、QC検定1級合格までの道のりは険しいです。
私も、QC検定2級までは順調に合格することができたのですが、
QC検定1級は、あまりに出題範囲が広く、難易度も高い。テキストも不足している。
何をどうはじめてよいかわからない。参考にするブログもない。
誰も教えてくれないことから一度諦めたことがありました。
しかし、仕事で実験計画法を使いたい。
QC検定1級を勉強すれば、実験計画法を学べるのでは!?
QC検定1級を合格すれば、上司に実験計画法をトライしても、ばかにされないのでは?
との思いで、再び受験にトライしようと決めました。
この辺は、QC検定1級を受験しようと思ったキッカケを参照ください。
2級を合格してから、約半年間 合計300時間ほど勉強に費やしました。
具体的な勉強方法についてはおいおい書いていきたいと思います。
正直、勉強にはコツがいると思います。逆にコツをつかめば、飛躍的にはかどると思います。
QC検定1級の合格を目指すべき人が参考になるような、そんなブログを目指していきたいと思います。
・まとめ
・受験料/参考書代が高いわりにいまいち。
・QC検定1級合格 ≠ 成果
・たまにひがみが聞えてくる。
・過剰に期待されてプレッシャーになる。
・合格までの道のりが険しい。時間がかかる。