QC検定1級合格のための勉強法
どうもこんにちはMEiです。
QC検定1級ってどうやって勉強すればよいか悩んでいませんか?
この記事で紹介する勉強方法を実践すると、無駄なく後戻りなく最短で勉強できます。
実は、一度QC検定1級の勉強を間違った方法で実践してしまい、一度失敗した経験があります。
そこで得た教訓から今回ご紹介する勉強法を実践し、QC検定1級に合格した経験があります。
この記事では、勉強方法を4つのSTEPに分けて紹介したいと思います。
記事を読み終えると、QC検定の勉強方法に迷うことなく、集中して試験勉強に取り組むことができます。
QC検定1級合格のための勉強法
- QC検定1級合格のための勉強法
- まとめ
良質な問題集は現時点では過去問以外にありません。
理解できるまで過去問を徹底的にやりこみましょう!
STEP1 QC検定2級に合格する
まずは、QC検定2級に合格しておきましょう。
すでにQC検定2級を合格している方は、STEP2から実行していきましょう。
1級の勉強になぜ2級? って思われるかもしれません。
理由は次の3つがあります。
QC検定1級は、2級の範囲をすべて含む。
QC検定の範囲は、非常に広く、ひねった問題も多いです。
QC検定2級で試験の基礎を抑えて、QC検定1級の勉強に取り掛かるほうが格段に理解が高まります。
逆にQC検定2級の内容を理解できないようでは、1級の合格は難しいと思います。
QC検定1級の実践編の難易度は2級とそう変わらない
QC検定1級は大きくわけて、手法、実践、論述と3つに分かれていますが、そのうち実践編の難易度を2級とそう変わりません。
ここで実践編の内容をおさえておくことでSTEP2以降の勉強の自信につながります。
QC検定2級合格自体が実はすごいことでそれが自信につながる
QC検定1級の勉強をやっている中で、時折自信がなくなり、勉強が思うように進まないこともあるのではないでしょうか?
ですが、QC検定2級に合格していること自体がすごいことです。たとえ理解に苦しむ問題に出会ったとしても、自分を信じてあきらめずにTRYできます。
STEP2 最新の過去問題集を一冊進める
本格的な勉強の最初は、最新の過去問題集を進めることがおすすめです。
過去問は最良の問題集
実は、QC検定1級の問題集は、過去問以外に最良のものがありません。
いくつかテキストがあるのですが、難易度が優しい もしくは試験と的外れな問題が多く、正直あてにならないものが多いです。
ゴールをイメージできることで対策が可能となる
目的を達成するうえで最も大事なことは、ゴールを具体的にイメージし逆算して対策を実行することです。
QC検定1級の範囲は非常に多く、正直なにから手をつければいいのかわからないという人がほとんどではないでしょうか?
過去問にTRYすることでまずは、ゴールをイメージできるようになりましょう。
実際の勉強方法
実際の勉強方法はまずは解いてみる。考えてもわからないものは解説をみても大丈夫です。おそらくこの時点では、解けない問題が多いのではないでしょうか?
また、解説を読んでもわからないものも多いのではないでしょうか?
でも、大丈夫です。
目標はゴールを具体的にイメージできるようになることです。
解説を読んでもわからないものは付箋を貼るなりチェックしておきましょう。
過去問はできるだけ最新のものを選びましょう。
STEP3 テキストを勉強し、知識を身につける
過去問を一通り終えたら、次はテキストで足りない知識の補強にはいります。
テキストを1冊選ぶ
残念ながらQC検定1級の場合、これ一冊で全部網羅してるようなテキストは現時点ではありません。
ただし、やみくもにテキストを購入しては、非常に効率がおちます。
まずは、1冊選びましょう。
その中でもオススメなのが「QC検定受検テキスト1級 (品質管理検定集中講座[1])」になります。
QC検定1級の勉強を始めるうえでは、最適なテキストです。
図や表、構成なども大変わかりやすくまとめられています。
テキストの使用方法
まずは、一通り読み進めましょう。
特に、STEP2の過去問演習で解説を読んでもわからなかったところについては、丁寧に理解できるまで復習しましょう。
例題に関しては、一から自分でやろうとはせず、テキストに書いてあることを理解する程度でO.K.です。
何度も言うようですが、テキストの例題は実際の試験とはかけ離れており、ここで労力を使うことは得策ではありません。
過去問とテキストを併用して知識を身に着ける
STEP2の過去問で解けなかった問題については、今度は過去問の解説は見ずに、テキストの解説を見て解いていきましょう。
テキストの解説のみではなかなか、思うようにはかどらないと思います。
ですが、ここが最も大事なポイントです。
自分で考え、自分の手で計算することによって、初めて知識が身につくのです。
ただ、ヒントがないとなかなか進まないので、テキストの解説は見ても大丈夫です。
ここは、時間を使ってもよいので確実に理解できるようにしてください。
テキストの載ってない場合は、インターネットを使用して検索することが早道です。
あまり、別のテキストに浮気をすることは得策ではありません。
STEP4 最新と一つ前のの過去問をひたすら繰り返す。
いよいよ最終の仕上げ段階にはいります。
他の過去問を解いてみる。(1週目)
最新から一つ前の過去問を準備し、一通り進めます。
テキストを見ずに解き進みます。
間違えた問題はチェックを入れておきます。
余裕があればさらに前の過去問をTRYするのもおすすめです。
(レベル改定のあった2015年(第20回)の過去問までさかのぼれば十分です。)
時間を測定して繰り返し解く(2~3週目)
実際の試験は、時間との戦いです。
最後の論述には30分は、残して欲しいので、手法、実践分野については、90分以内で解けるようにタイムマネジメントして解いてください。
間違えた問題はチェックを入れるように常に癖をつけておきましょう。
過去問を解き続けることによってどの分野が弱いがわかってきます。
過去問は、最低3回以上は解くようにしましょう。
手法・実践はそれぞれ80%以上は狙う。
QC検定一級の合格基準を は、次のようになってます。
合格基準:1級 (aかつbかつc)
a: 一次試験(手法分野、実践分野):各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、総合得点(手法分野+実践分野)が概ね70%以上であること。
b: 二次試験(論述):得点が概ね50%以上。
c: 総合得点(一次・二次試験の合計点)が概ね70%以上。
これをみて早合点して手法・実践の目標を70%にするとよくありません。
なぜなら、二次試験の論述は不確定要素が多く、70%以上を常にとれるとは限らないからです。
論述は50%しか取れなくても合格できるように、手法・実践の目標値は80%以上におくほうが良いです。
- 手法:80点
- 実践:80点
- 論述:50点
合計:210点
十分合格できます。
論述で65%取れているに、手法、実践で70%のみで1級に不合格となってしまった場合、非常に悔しい思いをします。
準一級の合格者が一級と比較して多いことを考慮すると、そのような該当者が非常に多いのではないでしょうか?
非常にもったいないです。
ぜひ、手法80%以上、実践80%以上をめざしてください。
まとめ
QC検定1級を合格するには次のSTEPを実践していきましょう。
STEP1 QC検定2級に合格する
STEP2 最新の過去問題集を一冊進める
STEP3 テキストを勉強し、知識を身につける
STEP4 最新と一つ前のの過去問をひたすら繰り返す。
QC1級合格は確かに難しい。しかし、合格することで自分の人生への挑戦にもなり自信にもなると思います。
正直その意義は非常に大きいと思います。
ぜひ、その第1歩を踏み出してほしいです。
そんな方のきっかけになれたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。