QC検定1級を合格してよかった6つのこと
どうもこんにちは! MEiです。
MEiがQC検定1級合格してよかったことを実体験を交えて紹介したいともいます。
・自分に自信が持てる。
あなたは自分に自信がありますか?
そう聞かれて、堂々と「あります!」と答えられる人はすくないでしょう。
MEiもそのうちの一人でした。
職種の分野が当時は専門外なこともあって、わからないことがたくさん。
わからないことを人に聞こうと思っても、
「こんなこともわかならいのかよ。」と言われるのが怖くて、そのままほったらかし。
でもわからないものは、分からないもので仕事が回らなくなる悪循環でした。
それがQC検定1級を合格したことで、「俺って結構いけるかも!」とも思うようになって自分に自信がもてどんなことにも積極的にかかわれるようになりました。
失敗する可能性のあることに対しても、「失敗したらどうしよう」「失敗するかもしれない」というネガティブな感情がすくなくなり、
「うまくいったらラッキー」と気軽に考えることができるようになり、多少 無理だと思ったことにも積極的にチャレンジできるようになりました。
個人的にはQC検定1級をとったことで得られるメリットで一番大きなものでした。
・給料が上がる。
MEiの会社では
QC検定1級合格者:5000円/月 手当
QC検定2級合格者:1000円/月 手当
の給料UPがあります。
単純にうれしい。
結構大きなお小遣い。なんだかHAPPYな気分です。
もちろんほかの会社ではもっと手当がもらえる。いやいや、手当なんてなんてないよ という会社もあると思います。
あくまで参考まで。。。
・仕事のハードルが下がる。
QC検定1級≠即戦力ではない。
合格して、しみじみ思います。
実際にQC検定1級を合格したからってすぐに仕事の実績が上がるわけではないです。
しかし、
QC検定の勉強で得た知識って実際の仕事につながっていて、仕事の最初のハードルを下げてくれるのです。
何か新しい仕事を始めるとき、最初に覚えることはたくさんありますよね。
ちょっとでもわからないものがあると、拒否反応。
そこから先のSTEPが踏めなく、なかなか思うように進めない。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
でも、QC検定の勉強で得た知識って、新しいことを学ぶ場面でも、
あれっ この手法 QCのこの手法に似ているな。
この規定って、確かQC検定の勉強の際に勉強したなとか。
新しく学ぶことでもすんなり入っていくイメージ。何か復習しているような感覚になります。
それに加えての実務経験が重なり、知識が盤石になり好循環が生まれます。
・社内のコミュニケーションが活性化される。
MEiが働いている工場には、約4000人ほどの人が働いています。
食堂へ続く渡り廊下、その壁にQC検定の合格者の名前が貼りだされています。
3級/2級/1級 合格者順にプレートに名前が掲示されています。
QC検定3級合格者は150人程度
QC検定2級合格者は50人程度
QC検定1級合格者は3人。。。
そうです。
はっきりいってQC検定1級合格は結構目立ちます。
製造業ならどこか似たような光景があるのではないでしょうか?
そして1級合格者は3人と非常にレアな存在。
自然と目立ちます。
この目立つことが幸いしてか、結構いろんなところで話題がふられます。
会社の方針でQC検定受験が奨励されているのもあいまって職場の同僚から勉強の相談があったり、
果ては、社内の顔がわからない人から、突然 QC検定の質問メールが飛んできたりします。
他部署からも実験の相談なんかもあります。
人に教えることが好きなこともあいまってどんどんコミュニケーションが活性化されていきます。
逆にこちらのほうも、その人しかできない仕事をやっていただいたり、耳寄りな情報を教えていただいたりと非常に助かっています。
・上司の評価が上がる。
QC検定1級合格する前は、上司の私への評価は業績考課で7段階中3か4程度。
普通よりやや悪いような状態でした。仕事のダメ出しも多く、あまり期待されていない感を感じていました。
実は、私の会社では、公的資格や国家資格については、会社に申請すれば受験料が支払われるというシステムがあります。
ただし、QC検定1級合格当初、上司に受験料の免除を申請したとき、非常に反応が薄く、単なる資格マニアと思われていました。
淡々とハンコをおされ人事課に提出。
心の中で「おおっ すごいね!」の一言くらいあってもよかったのにな~と悔しい気持ちになっていました。
1カ月経過後、上司からなぜかQC検定の話題を突然いろいろふられはじめました。
????
偶然なのか、会社の方針でQC検定の習得が奨励されたとのことです。
その日を境に、なんとなく上司の評価が上がった気がします。
・今までダメ出しされていた企画が失敗してもよいからやってみなさい状態になった。
・以前からトライしたかった品質工学研修を内部・外部を含めて受けさせてくれる機会を用意してもらった。
・ほかにも、次世代リーダー研修など、何か優遇研修を用意してくれる。次世代リーダー研修はMEiが興味がなかったのでお断りさせていただきました。
業績考課もこれまでの3~4から4~5へと明らかにあがってる。しかも現在までに継続的にです。
・次のキャリアステップにつながる。
社内講師、自分には関係ないだろうな~と思っていました。
それがQC検定1級合格を境に「QC検定の勉強会の社内講師になってほしい」との依頼がポツポツと出てくるようになりました。
社内講師をすることで
・自身の人材育成能力が高まる。
・講師を担当することで、自分の知識の復習にもなる。
・社内の各部署などの仕事に有益な人脈が広がる。
などのメリットがあります。
最初はガチガチに緊張していたのですが、何回か回数をこなすうちに、こなれてきて、自分自身の成長に大きくつながりました。
そうこうしているうちに、本社の品質保証部門で、品質工学専門の部署から、転勤のお誘いがありました。
本社の品質工学の専門の部署は社内の品質工学のコンサルタントを専門に行う部署です。
ぜひ一緒に、品質工学を社内で広めることに尽力してほしいと言われました。
正直、地方工場勤務のMEiにとっては、なかなかない機会です。
モノづくりの最前線で改善することもいいが、今後のキャリアアップを考えると、ぜひチャレンジしたい。
異動の希望を出し、おそらく通るだろうと思っていた矢先。
とある重大品質事故が発生し、工場の人が足らなくなり、その話はなくなりました。
ただ、それによって本社の品質工学部門とのつながりがなくなったわけではなく、現在もいいお付き合いをさせていただいており、キャリアアップにつながっています。
QC1級合格は確かに難しい。しかし、合格することで自分の人生への挑戦にもなり自信にもなると思います。
正直その意義は非常に大きいと思います。
ぜひ、その第1歩を踏み出してほしいです。
そんな方のきっかけになれたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。